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スニーカーのすり減り補修ゴムの交換のやり方:ニューキスト&SUMCO

靴底のすり減り補修ゴムの交換のやり方

この記事では、ニューキストやSUMCOなどのスニーカーや革靴の踵(かかと)やつま先に貼り付ける補修プレートを交換するための剥がし方と貼り付け方を記載しています。

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自分の靴に合う補修プレートサイズや色をお使いください

⑴かかとを補修ゴムを剥がす

▼写真左側の補修プレートが特に摩耗しており、最も削れているところで厚み1㎜もない状態です

靴を脱いだ時に靴裏を見る習慣をつけると本体に侵食する前に気付くことができます

かかとのすり減り防止ゴムの交換のやり方

両面テープタイプの補修プレートは、素手で外せます。

靴用ボンドを使用した場合は、釘抜きの工具をソールと補修ゴムの間に差し込んで鍵を抜きます。

ニューキストは、元々両面テープですが個人的に剥がれにくくするために両面テープを剥がして靴用ボンド(靴・革・ゴム用の接着剤)を使用しています。

SUMCOは、両面テープタイプと靴用ボンド付タイプがあります。

⑵ソールに付着したテープや靴用接着剤を取り除く

以前の靴用ボンドまたは両面テープの残りを綺麗に剥がす

ソールに残ったテープやボンド・汚れ・砂などの凹凸があると交換した補修ゴムが剥がれやすいです。

靴に汚れがあるときは、除光液やアセトンを1〜2滴ほど染み込ませたコットンや綿棒で拭くと落ちやすく補修ゴムも貼りつきやすくなります。

ただし、アセトンや除光液は樹脂や塗装を溶かすため生地に付くと剥げたり、変色するおそれもあります。取り扱いにご注意ください。

アセトン、除光液、アルコールなどをご使用の際は火気厳禁です。揮発性が高いため作業中の部屋の換気が必須です

画像のように溝に残った汚れやボンドは、爪楊枝・歯ブラシ(かため)・靴用ブラシ・たわしなどで粗方取り除きます。

▼毛先がギザギザなビトイーン(山型の歯ブラシは歯と歯の隙間を磨きやすい)

▼毛先が平らなGUM(平らな歯ブラシは圧力が均等にかかりやすく歯垢が溜まりやすい歯と歯肉の間を磨きやすい)

平らな歯ブラシ(かため)は、毛のコシが強ため靴の溝、タイルの溝、バリカン、シェーバーの掃除など細いところの掃除にも使いやすいです

かかと補修プレートを付けていたニューバランスML574のかかとは形をキープしている

ソールの凹凸が全体的にすり減ったり、つなぎ目付近にひび割れが少し見受けられますが、かかと部分は補修プレートを定期的に交換し続けていると形を保てます。

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⑶砂やほこりを洗い流して乾かす

靴裏を綺麗に洗って乾くまで干す(靴用ハンガーが便利)

▲エヌケーのシューズハンガーは向きを変えれるので水切りに便利

埃や砂を落として接着しやすくするために靴を洗って、しっかりと乾かします。

補修プレートを貼り付けて釘を打ち込む

空き缶を使うと補修プレートの鍵を靴に打ち込みやすい

▲空き缶を裏向きに差し込むと鍵を打ち込みやすくなります

✔︎両面テープの場合:フィルムを剥がして貼り付けてから釘を打ち込む

✔︎靴用ボンドの場合(塗るコツ):補修プレート側に靴用接着剤を薄めに塗ります。

アウトソールに押し付けると接着剤の液が伸びるため0.5〜1㎜くらいの余白を残しています。

薄〜く伸ばした時はあまり余白は必要ないですが、液の量が多いとはみ出ます。お好みで調整してください。

▼100均の透明な靴用ボンド

両面テープまたは靴用ボンドで接着する

▼プロの修理屋さんも使うダイアボンド(黄淡色)

靴・皮革・ゴム用接着剤:ダイアボンド(横淡色)

通販で買える靴用専用接着剤には、ノガワケミカル株式会社「ダイアボンド(靴・皮革・ゴム用)」やテラオ株式会社「SHOE REPAIR KIT(皮革用接着剤) ※瞬間接着剤ではない方のタイプ」などがあります。

硬化にかかる時間は約10〜20分硬化後も柔軟性がある/液の色は、どちらも黄淡色(半透明で薄い黄色)

100均の靴用ボンド、ゴム用のエポキシ樹脂、ゴム用ボンドなどに透明色なものも存在します。

接着するまで指で押さえつけながら硬化を待ちます。

速乾性の靴用瞬間接着剤の場合は、鍵を打ち付けてる最中に固まってしまうおそれがあるので硬化してから釘を打ち付けた方が仕上がりが綺麗です

※接着剤が手につかないように使い捨てのビニール手袋を使用してください

※接着剤の蓋を閉めるときは、フチに垂れた接着剤を綺麗に拭き取らないと蓋がしっかりと閉まらずに空気に触れて使わないうちに固まってしまいます

靴底すり減り補修ゴムに釘を打ちこむ:(上)ニューキスト/(下)SUMCO

釘打ちタイプの補修プレートは、靴裏の溝が深い靴やかかとの反りが大きいものには不向きです。

補修プレートには靴の踵が平らで溝が浅いものに向いているため、新しく靴を購入するときはアウトソールを確認してください。

両面テープの場合は、釘を打ち込んで完了です。

靴用ボンドの場合は、完全に硬化するまで時間がかかるため補修プレートを付けた当日の使用を避けた方が無難です。

使用感想

使用感想
  • 補修ゴムを付ける場合は、新品の靴に付ける方が剥がれにくい
  • 本体のソールがすり減った状態では隙間が出来やすく剥がれやすくなる
  • ソールが少し反っていて平らではない場合は、予め補修ゴムを曲げてソールのカーブに合わせる(反りが大きいものには使えない)
  • 靴のサイズが合っていなかったり、靴紐が緩すぎて靴が足にフィットしていない状態での歩行は、踵を地面に引きずりやすいため剥がれやすく摩耗が早まる
  • 補修プレートの厚みや歩く距離、歩き方、歩く場所にもよりますが、週2回程度の使用頻度であれば2〜3回の交換で約1年ほど本体の踵のすり減りを防げる
  • 道路わきの排水用の溝の上においてある表面がギザギザの鉄板、砂利道、段差などで補修プレートを引っかけてしまうと剥がれることがあります
  • 靴底の確認を怠ってしまうと本体の踵のソールがすり減ってしまうため定期的に確認する
  • ニューキストとSUMCOを比較すると、SUMCOの方が硬い質感で少し厚め、ニューキストの方が薄く柔らかめです
  • 補修プレートを付けるようになって無残にすり減った靴が減って頼もしい
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