この記事では、はめ込み式の腕時計に必要な工具と使い方についてまとめています▼
はめ込み式:腕時計の電池交換に必要なもの
裏蓋を開ける工具
▼はめ込み式の腕時計には「こじ開け」を使用
▼スクリューバック式の腕時計には「2点オープナー」や「3点オープナー」使用
裏蓋を閉めるための工具
▼はめ込み式の腕時計には「裏蓋の閉め機」を使用
※スクリューバック式の腕時計には「2点オープナー」や「3点オープナー」使用
ばね棒外し
ベルト調整用のピン外し
こじ開けを使用した裏蓋の開け方
はめ込み式の腕時計の側面には、こじ開けを引っかける溝があるタイプと溝がないタイプがあります。
溝があるタイプは、比較的簡単に開けることができるのですが、溝が見えない腕時計は電池交換のときに傷つきやすいです。
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新しい時計を買うときは、裏蓋の種類を確認してから購入しましょう♪
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メーカー保証がある場合や防水機能のある時計は、メーカーや防水の時計に対応している修理屋さんに任せることを推奨します
※自分でやると防水機能がなくなるだけでなく、壊れるリスクもあります。一切の責任を負えないため、自己修理をするときは自己責任で行ってください。
初めて裏蓋を開けると側面の傷が増えやすい
溝が見えないタイプの腕時計を初めて自分で開けたときには、「差し込み口どこ?」と迷走してるうち側面が余計に傷付きました。
余計にというのは、以前、町の時計の電池交換屋さんに持ち込んだときに側面が僅かに傷跡ついて返却されたことがあるんです。
その時は悲しいと感じましたが、実際に自分でやってみると「そりゃ、溝の位置が見えないと戸惑うよね」と腑に落ちました。
※こじ開けは先端が鋭く、力を入れた時に滑って指に刺さると切れます。彫刻刀に近いと言えば伝わりやすいかもしれませんね
怪我しないように注意しながら扱ってください
開けてみたら裏蓋の上下が斜めの造りだった⁉︎
![img_7912](https://shirotoko.net/wp-content/uploads/2016/10/IMG_7912-300x300.jpg)
※あくまで一例です
この時計の場合、ベルトの付け根の部分の蓋の上下が斜めになっていました。
その斜めになっている部分にこじ開けを引っかけると開きやすいことが分かりました。
もし、お使いのはめ込み式の腕時計に溝が見当たらない場合は、影になりやすいベルト付近を確認してみてください。
開ける時のコツは、ビール瓶の蓋をゆっくりと開けるようなイメージでクイッ、クイッと!
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濁点付けたら音頭取りみたいだね
腕時計のパッキンの寿命は何年⁉︎
蓋を開けてみるとパッキンも寿命を迎えていました。
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パッキン交換の目安は、電池交換の度に行うのが理想だそうです。
防水防塵タイプの腕時計の取扱説明書に目を通してみると、2~3年でパッキンが寿命を迎えるため交換が必要と記載されておりました。
また、防水特化の腕時計に関しては、
自身で交換を行うと防水機能を保てなくなる可能性があるため、メーカーや購入店等で交換や修理に出すことが推奨されています。
※自己修理は、自己責任で行ってください。
交換用の電池の種類(型番)の確認
電池には様々な種類がありますので、内蔵されていた電池に記載されている番号と同じものを交換用電池としてご用意下さい。
電池の種類によっては、百円ショップでも取り扱っている場合もあります。
腕時計の裏蓋閉め機での閉め方
電池を交換して、後は手で閉めるだけ!
し、しまらない!(;・∀・)
手で閉まるかな?と思っていたため、蓋閉め機が必要なんて思いもしなかった筆者です。
勿論、手で押せば閉まる物もあると思いますので、閉まらなかった場合に用意すれば大丈夫です。
…というわけで購入しました。
蓋閉め機はレバーを下げると閉まるため、表面のディスプレイ部分と蓋の円周に合う台をセットしてからゆっくり閉めるだけです。
![img_7902](https://shirotoko.net/wp-content/uploads/2016/10/IMG_7902-293x300.jpg)
ベルトを外した方が閉めやすいですが、
今回はそのまま閉めれそうなのでベルト外しを使わず閉めていきます。
せーのっ!
ぎゃぁあああ
![img_7896](https://shirotoko.net/wp-content/uploads/2016/10/IMG_7896-300x259.jpg)
ほんとにゴムパッキンからすれば悲鳴では済まない、惨劇です。
どうやら、内部で歪んでいたのでしょう。
元々、パッキンの寿命が来ていたので良い交換の機会と思い通販を開きました。
パッキンだけ売ってくれまいか(=゚ω゚)ノ
とりあえず購入完了しました。
着送待ちのため後日談となります。
なんとも締まらない話だけれど埃が入らないように裏蓋閉めて待機です…