この記事では、推し活グッズの展示に大活躍してくれる『デザインボード』を蝶番で拡張して、スタンドいらずで立てれるようにしていきます。
【100均一】ダイソーのデザインボードをセリアの蝶番で拡張する方法
▼ダイソーのデザインボードコーナー周辺にボードに使えるフックやスタンドも置いています(※時期によって販売されていないものを含む)
▼替え刃25本付/デザインカッター
▼ピンバイス/タミヤ0.1〜3.2㎜(刃別売) ※ネジより細い桐でも十分
▼ピンバイス用のドリル10種セット(0.3〜3.2㎜)
▼彫刻刀/この記事では「平刀」が1本あれば十分
▼強力ペンチ/1㎜程度のネジが切れるものであれば十分
蝶番の厚み分を掘らずにそのまま取り付ける場合は彫刻刀不要です
ダイソーのスタンドセット:フルプロテクトスリーブも立て掛け可能
ダイソーのデザインボード(約5㎜)を立てかけることも可能です。
※斜めに溝が掘られいるため直立はできない
ダイソーのデザインボードを蝶番で拡張する手順①〜⑨
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ダイソーのスタンドセットを使用して角度をつけるとグッズを見やすいのですが、
フックやウッドウォールバーを使用する場合は角度をつけることが可能なので、角度がつきすぎて滑ることがあります。
また、L字型にしてデスクの端に置いておくと場所をとり過ぎない。
扇型にするとシンメトリー(左右対称)に飾り映えしやすいことから蝶番をつけて拡張していきます▼
手順1:鉛筆などで蝶番の枠の型を取る
左右の中央に蝶番を付けるとバランスよく閉じることができます。また、上下については展示する時に取り付けるフックやバーの邪魔にならない位置に設置しましょう。
※画像ではデザインボードの縁から5㎝の余白を設けて取り付けています。
手順2:掘る部分の枠をカッターで先に切り込みを入れる
鉛筆で型を取った部分を定規で綺麗に書き直し、その上をカッターでなぞって1㎜程度(蝶番の厚み分)切り込みを入れます。
※枠の外の切り過ぎ防止目的
手順3:彫刻刀の「平刀」で掘っていく
ダイソーのデザインボードは、紙+MDF(Ⅿedium Density Fiberboard)と呼ばれる繊維状にした木材を樹脂や接着剤を合わせて成型した中密度繊維版なのでノミより彫刻刀の方が掘りやすいです。
手順4:対になるデザインボードと深さを合わせる
手順5:ネジより細いピンバイスや桐で下穴をあける(貫通しないように)
直接ネジで穴をあけると板が割れるおそれがあるので、ネジの太さよりも細いピンバイスや桐で下穴をあけていきます。
※穴をあける時は対角線上に開けていく方がズレにくい
手順6:ドライバーでネジを6割程度差し込んでいく
ダイソーのデザインボードの厚みが約5㎜、ネジが約6㎜とネジの方が長いのでネジを切る必要があります。先にネジを切ってしまうとねじ込みにくくなるため切る前にネジ穴をあけておきましょう。
手順7:ニッパーやペンチでネジを切る
ネジ(ボルト)の長さは取り付けるものの厚みの最低2倍以上必要。
短くなるほど抜けやすく耐久性を失うので重たいものを載せないようにご注意ください
※画像ではネジの山を三つ残して切断していますが、長さが少し心もとないので木工用ボンドで気休め程度に補強します。
手順8:木工用ボンドで溝の縁と蝶番の固定力を補強
枠の切れ込みを入れた部分からめくれてくる可能性があるので気になる場合は木工用ボンドで補強してください。また、ネジを短くしたのでネジ穴にも木工用ボンドを流して補強しています。
※金属用の接着剤を使うと蝶番の回る部分「ヒンジ」が固まるので要注意
手順9:切断後のネジをドライバーで取り付ける
カットしたネジを取り付けてはみ出たボンドを拭きとれば蝶番の取り付け完了です。
この工程を繰り返してデザインボード拡張を拡張していきます
綺麗に閉めるにはデザインボードを約1㎜カットする必要がある
40×30㎝のデザインボード(大)1枚より、20×30㎝のデザインボード(小)2枚の方が約1㎜長い!
製造時の個体差もあるかもしれませんが店内に置いていたボードを複数確認しても同様でした
そのため、蝶番を付けて閉めると1㎜程度重なります。
開けて使うものなので完全に閉じれる必要はありません♪
#400~#800の粗さで整えると十分です。
※数字が大きい方が目が細かい
#400▶仕上げ磨き
#600〜#800▶木材の艶出し、研磨後の仕上げ
#1000▶さらに滑らかにしたい時
このように作業数が増えるだけで閉じるメリットはあまりないのよね
手順1から繰り返し
ダイソーのデザインボードにも取り付け可能な有孔ボードのパーツ
▼マグネットまたは画鋲で飾れるコルクボード