偽物の疑いのある中古のPSA鑑定ホルダーの真贋鑑定の依頼のやり方
この記事では、PSA鑑定済のホルダーを取り扱う中古カードショップ・フリマアプリ(メルカリ/ラクマ/Yahoo!フリマ等)やオークションサイト(ヤフオク/Ebey等)の出品で入手した二次流通品のPSA鑑定済ホルダーが本物か怪しい場合に「PSA鑑定の公式サイトから真贋鑑定を依頼するやり方」についてまとめています▼
▼未鑑定カードを真贋鑑定のみで提出する方法はこちら
PSA社は、偽造品の疑いのあるPSA鑑定済ホルダーの提出を受け付けている⁉︎
二次流通したPSA鑑定済ホルダーを本物か偽物か確かめることにおいて、鑑定元ほど製品に詳しい者はいないのではないか?ということで偽造品の懸念のあるPSA鑑定済ホルダーの真贋鑑定について訪ねてみました。
※鑑定ホルダーに入っていないカード自体の偽造品については、各カードゲームの製造元に問い合わせる方が適切です
「偽造品の疑いのあるPSA鑑定済ホルダーを提出できるのでしょうか?」をカスタマーセンターに訪ねてみた結果↓
できる!
できる!
✔︎「PSA鑑定アメリカ本社」、「PSA JAPAN(日本支社)」ともに受付可能とのことですが、それぞれ提出方法が異なります
✔︎偽造品の疑いがある自社ホルダー(PSA鑑定済ホルダー)のみ受け付けている
『PSAアメリカ本社』と『PSA JAPAN日本支社』の公式サイトは異なるので間違えないように気をつけてね!
それでは、提出のやり方へ↓
⑴偽造品の疑いのある二時流通品をPSAアメリカ本社へ依頼する方法
PSAアメリカ本社では、偽造品(贋作)の疑いのある品を調査チームで調べてもらうことが可能です。
⑵偽造品の疑いのある二時流通品をPSA JAPAN鑑定 日本支社へ提出する方法
PSA鑑定日本支社は、2023/7/11以降に国内鑑定ができるようになったため、偽造品の疑いのあるPSA鑑定品を日本支社にも提出できるようになっています。[2023/11月確認済]
【重要】偽造品の疑いのあるホルダーを提出するときは、事前にカスタマーセンターに写真等を添付して提出方法を確認してください。
※状況によって対応が異なるとのことです
※以下の内容は、投稿日時点の仕様のため今後変わることもあり得ます(事前確認推奨)
グレーディングとレビューの違い
以下、偽造品の疑いが高いを提出するときの一例です。
上で挙げた通り、状況によって対応が異なる可能性があるため、必ずPSA鑑定日本支社のカスタマーセンターにお問い合わせください。
▼
PSA鑑定ホルダーの「真贋鑑定+グレーディング」または「真贋鑑定のみ」どちらかを選択する
真贋鑑定のみで提出するとラベルは新しいものに変わります。
引用元:PSA JAPAN カスタマーセンター回答
Authenticだと鑑定された場合はケースインして返送させていただきます。
偽物と鑑定された際はケースから取り出されて返送されます。
もしも、PSAホルダーに入ったカードが偽物だと判定された場合はどうなる?
偽造品の疑いのあるPSA鑑定済みホルダーの真贋判定の結果、偽物(贋作または贋作の恐れがあるもの)と判定された場合はホルダーには封入されずカードの状態で返却されます。
※納得の上でご利用を検討してください
偽造品の疑いのあるPSAホルダーを日本支社に申し込む手順(一例)
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真贋鑑定のみをご希望の場合は、申込フォームのコメント欄に「Authentic Only」とご記入ください。見逃しを防ぐため、印刷された申込書に目立つ付箋を付け、付箋にも大きく「Authentic Only」と記載ください。
PSA鑑定:よくある質問B14
その他の流れは、通常の申し込みと同様です▼
点数ありのラベルから真贋鑑定(点数なし)のラベルに変更する方法
自分が提出あるいは二次流通品の偽造品の疑いが低いホルダーに、グレーディング済み(点数のある)ラベルからグレーディングのない(真贋鑑定のみの点数なし)ラベルに変更したい場合は、申し込みの種類【レビュー】を選択します。
この場合も、コメント欄に記載が必要です。
コメント欄への記載例:「グレードされたラベルからAuthentic(真贋鑑定のみ)のラベルに変更を希望します」
通常の未鑑定カードをついでに申し込めないの?
偽造品の疑いのあるPSA鑑定ホルダーと通常カードを一緒に申し込みできる?
※下記の内容は、PSA JAPAN(日本支社)での対応になります。アメリカ本社の場合は、カスタマーセンターから対応を伺う必要があります。
▼日本支社の場合
偽造品の疑いのあるPSA鑑定ホルダー(通常サイズのカードの鑑定済み)の他に、未鑑定品の通常カードもついでに提出したい場合は、偽造の疑いのあるホルダーおよび未鑑定カードの申し込みの種類/サービスレベル/アイテムタイプが一致していれば同じ申込みフォームで申し込みできる。
例えば、提出する偽造品の疑いのあるPSA鑑定ホルダーが、グレーディング/申告価格帯レギュラー/トレーディングカード(通常サイズ)であった場合は、
未鑑定カードもグレーディング/申告価格帯レギュラー/トレーディングカード(通常サイズ)で共通する場合に、一緒にオンライン申し込みすることが可能です。
※申し込みの種類/サービスレベル/アイテムタイプが異なる場合は、通常申込みと同様に別々に申し込む必要があります。
つまり、グレーディングプランと[レビュー、リホルダー、クロスオーバーなど]を一緒には申し込みできません(別途で各新規申込みが必要)
申込書が異なる場合は、複数の申込書と提出物を一つの荷物に同梱して発送することは可能ですが、申込書ごとに返却時期は異なります。(返送料は、各申込みごとにかかります)
【鑑定ホルダーの梱包方法】破損しないようにプチプチや厚紙で包装
鑑定ホルダーを提出するときの包装に具体的な指定はないですが、
申込書やホルダーが破損しないようにプチプチ(気泡緩衝材)や厚紙を使用したり、濡れ対策(ジップ袋やOPP袋)を活用した方が安全です。
※梱包は丈夫なダンボール(紙袋や封筒は不可)
※日本支社(PSA JAPAN)の公式サイトから申し込んだ場合は日本支社へ提出します
※追跡機能および補償のある発送方法を選択する
偽造品の疑いがあるものをPSA鑑定公式に提出できるけど、それなりにコストはかかりそうだね♠︎
偽造品のパターンは大きく5種類
ラベル | カード | ケース |
偽物 | 偽物 | 偽物 |
本物 | 偽物 | 偽物 |
本物 | 偽物 | 本物 |
偽物 | 偽物 | 本物 |
本物 | 痛んだ本物とすり替え | 本物 |
※カードは本物であっても鑑定時のカードと個体の異なる傷んだカードにすり替えられる可能性もあるため、ケースの接合部に違和感がないかの確認やPSA鑑定の提出履歴(または、PSA鑑定アプリ)から本物の画像とセンタリング幅などを比較しておきましょう。
最低限のセルフチェックをしておく方が少しはリスクが下がるかもしれません↓
PSA Cert Verification
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PSA鑑定専用アプリ『PSA Cert Verification(PSA証明番号確認)』を使用すると、PSAホルダーのQR(二次元バーコード)およびバーコードの読み取り、または証明番号の手動入力によって提出履歴のある証明番号かどうかを確認できます
✔︎文字の質感や間隔が合っているか、カードの状態比較、鑑定証明番号/バーコード/QR二次元コードの3つとも読み取れるかは最低限確認しておきましょう。
※ただし、ラベルが本物で中身が偽物なものや精巧な偽造ラベルが出回っているとの噂もあるため、公式アプリの確認だけで二次流通品が安全と判断できるわけではありません。過信は禁物です。
自分で過去に提出したものを再提出するときはグレーディングではなくレビュー!
自分で過去に提出したもの(返納されたPSA鑑定ホルダー)をグレーディングで再提出することはできない。
自身で過去に提出したものに不服がある場合は、「レビュー」を選択する必要があります。
その場合は、破損や著しい劣化などの例外を除いて原則グレードが下がりませんが、レビューによる再提出によってグレードが上がる場合は証明番号が引き継がれず、グレードが変わらない場合は証明番号は引き継がれるとのことです。
PSAの鑑定済みホルダーをグレーディングで提出ができるのは偽造品の疑いがある場合のみで、自分で過去に出したものの結果に不服がある場合はレビューなんだね♠︎