この記事では、トレーディングカードやPSA鑑定ホルダーの蛍光物質を例として「LEDライト&UVライト付き10倍率ルーペ」の特徴と電池交換方法をまとめています。
折りたたみ式LEDライト付き倍率ルーペと使い方

ルーペとブラックライトの使い道
カードの状態確認に10倍率ルーペを購入した理由①
10倍率は、トレーディングカードの状態を確認する際に拡大し過ぎずにすむので全体的に見渡しやすいところがメリットです。
拡大し過ぎるとどの部分を拡大してるのか、どこまで見たのか分かりにくくなってしまうので倍率の高い低いは一長一短です。
デメリットは、高倍率でしか見えないごく僅かな傷を見落としてしまうかもしれない点ですね。
カードの側面や宝石の傷などを局部的に確認したい場合には、30〜40倍率などの高倍率ルーペが役立つので用途合わせてお選びください。
※10倍/20倍/30倍/40倍率など
理由②CGC鑑定の採点基準では10倍率が使用されている⁉︎
1987年創業の老舗グレーディングサービスであるCCG社のカード鑑定部門(CGC Cards鑑定)では、10倍率下でカードの状態を確認していることが公式サイトの旧・採点基準に記載されています。
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左:英語/右:日本語

10X magnification=10倍率
画像を拡大してみると、指元に赤い文字で「LE」、黒い文字で「T」が見受けられるのでAmazonなどで販売されている『LED LOUPE TRIPLET』と似ていますね。
※CGC鑑定が全て同種のルーペを使用しているとは限らないため、あくまで一例です
PSA鑑定/BGS鑑定/ARS鑑定などの採点基準には倍率の記載はされていないようですね。
TCGカードの傷をLEDライト付き10倍率ルーペで確認!

別途スタンドなどの光量があれば、LEDライト(ホワイトライト)をOFFの状態でも使えます。
部屋が暗いなど、光量が足りないときにLEDライトをONにして対象物を見えやすくすることも可能です。
※偽造品(偽物・コピー品)を見極めるためにルーペが使用されることもあります
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カードの傷確認のコツ
傷の確認のコツ:ホイル加工、キラ加工は反射で表面が見えづらく見落としやすいので明るい場所でカードの角度や向きを変えながら満遍なく見渡します。
特にカードの側面は、薄くて打痕(へこみ傷)や裁断の粗さによる欠けや捲れを見落としやすい部分なので慎重に確認しましょう。
中古品や貰い物のカードには「インクド」や「トリミング」の可能性もあります。
「拡大した方が見えやすい傷」と「離れた方が見えやすい傷」があるので目視と拡大鏡の両方で確認する方が見落としが少なくなります。
PSA鑑定ホルダーの蛍光物質をブラックライトで確認できる⁉︎

※ラベルの世代やアイテムによって仕様が異なります
PSA鑑定ホルダーには、セキュリティとして偽造しにくい工夫を幾つか施されています。
セキュリティのための仕様なので軽く触れるだけに留めておきますが、偽造品が出回っていたりするためアメリカの公式サイトでも注意喚起がされています。ラベルだけで判断しないようにご注意ください。
蛍光物質の有無があっても、バーコードやQRコードで鑑定履歴にアクセスできたとしても本物である証明にはなりません。
雑な偽造品の見極めはできたとしても、個人で精巧な偽造品を見極めるには限界があります。
既にラベルが本物で中身をレプリカとすり替える偽造品も出てきているとの噂があるため、ラベルの見極めだけでも不十分と言えるでしょう。
PSA鑑定のアメリカ本社では、公式サイトの問い合わせから偽造品の疑いのあるPSAホルダーを調査する『Product Integrity Department(製品完全性部門)』に自費で提出することが可能です。

偽物騒動に巻き込まれないために、自分でカード鑑定に提出できるようになった方が安全♣︎
ブラックライト(紫外線ライト)は体に悪い?:使用するときの注意事項
市販されているルーペやレジン硬化用のブラックライトにはUV-A(365〜400nm)のものが多いですが、適切に取り扱う必要があります。
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【アズワン】紫外線防止用メガネ:UVライトから目を保護

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ルーペとは別の一般的なレジン硬化用のLEDブラックライト(UV-A395nm相当)をPSAホルダーの蛍光物質に直接当てると、くっきりと文字が光ります。(写真左)
一方、紫外線防止メガネをホルダーの上に置いた状態でブラックライトを当てると蛍光度が薄くなり、ぼやけます。(写真右)
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【質問】メガネ越しに395nmのブラックライトを当てたところ蛍光度が薄くなったため、紫外線カット効果があると思うのですが、若干光っているのはなぜでしょうか?
【回答】400nmの光は、人間の目では感知の程度が低いため比較することはできません。
一方、ブラックライト自身は、狭義には紫外線のみ出す機器から発せられる365nmのものですが、市販の機器の多くはそれ以上の可視光(見える光)が出てライトの発光が見えるようになっております。
今回の場合、やや光るということは可視光が透過している部分と思われます。
実際的な評価が必要であれば紫外線強度計などでないと正確には測ることはできません。
アズワン:カスタマーセンター回答
防湿庫やカメラ周辺機器でお馴染みのHAKUBAの編集用手袋(M/Lサイズがあります)をカメラの掃除の時に使ったりするのですが、カードに指紋を付けたく無い時にも使えます。
注意点:カードを布に引っかけてしまうと白かけができるリスクもあります。
素手で軽く持つ方が安全性が高いと感じる方は無理に手袋を使用しなくても良いかと思います。
指紋よけ程度なら100均一(ダイソー/セリアなど)にも綿手袋やポリエステルのインナーグローブなどが販売されているものでも使えます。
若干、生地が硬いものもあるのでカードに擦れ傷が付かないように注意してください。


安全第一!

安全対策の次は、ライト付きルーペの電池交換方法へ▼
LEDライト付きルーペ:電池交換のやり方&交換用電池「型番LR927」が売ってない?

※電池3つ使用(全て同じ向き)
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※ボタン電池LR927は、海外製なので日本国内では製造されていないようですが、
LR927の代替品(適合する型番)として、酸化銀電池「SR927W」および「SR927SW」を使用できます。
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実際に使用した感想▶︎※SR927SWはアナログ腕時計に使われる電流が弱いタイプなのでライト付きルーペに使用すると消耗が早く光量が弱まりやすいです。
ホワイトライト使用時は持続時間がありますが、ブラックライト使用時は新品電池に交換しても数分で光量が衰えるため長時間の使用はできませんでした。
ライト機能付きのルーペの交換用電池には「LR927」または「SR927W」の使用が適切ですね。
ホワイトライト(通常のライト)をたまに使用する程度であったり、普段はライトOFF状態で使用するという場合には価格の安い「SR927SW」の方がコスパが良いのですが、電池の持ちが良くないので交換の頻度が増えます。
電池を3つ取り出して入れ替える作業が地味に大変です。
ブラックライト(紫外線ライト)を主な用途として使用したい場合は、ブラックライト付きルーペよりも専用のブラックライトを使用する方が便利です。

紫外線防止メガネの効果比較で使用したレジン硬化用UV-LEDブラックライト(UV-A395nm)↓

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レジン硬化やPSA鑑定ホルダー(10世代ラベル)の蛍光物質は395〜400nmで反応しますが、
紙幣などの偽造防止印刷の確認には、それより光の波長が短い(エネルギーが強い)UV-A375nm程度の紫外線が必要になります
※用途によっては買い直しをせずに済むように、初めからUV-A365〜375nm程度のブラックライトを選択した方がいいかもですね。

最後は、ルーペのお掃除方法だね♪
ルーペのお掃除方法:必要なもの
ルーペもレンズなので、カメラのお掃除グッズと同様に「ブロアー」や「レンズペン」が重宝します。
シリコンブロアー(ハクバ)

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レンズペン(ハクバ)

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掃除を終えたら専用のルーペケースへ収納♣︎
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偽物が出回りやすい時代、ルーペで本物を見慣れておくと役立つかもしれないね

細かく測りたい場合は、スケールルーペ(レンズに定規が付いてるもの)もあるよ!



















































































































