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靴のカビ予防とカビ防止:スニーカーの洗浄と日干し

主にスニーカーについてツラツラと綴ります。

ここより下記は革靴(本革、合皮)を含まない物とさせていただきます。

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下駄箱の下の方で眠っていらっしゃった長年履いていないキャンパススニーカーに茶色い斑点などが見られたため、

とりあえず、

ショックを受けました!

スニーカーのカビや劣化

白カビや黒カビなどなど靴にカビはチラホラ見受けられる現象なので珍しいわけではありませんが、

それでも見慣れる事もなく見かける度にゾッとします。

しっかりメンテナンスを心掛けていると頻度も少なくて済みますが、

続けて履く事による蒸れ(湿気)、雨に濡れたまま靴箱に入れて放置したりしていると頻繁も高まります。

また、長期間履かない場合、そのまま放置しているとカビだけでなく生地自体が硬くなっていたり、ゴム部分に亀裂ができる事があります。

たとえ新品の靴であっても、時を経て箱を開けてみたらゴムやスポンジ部分が「加水分解」によって、

割れていたというような話はチラホラあります。

実際に体験した人もいるのではないでしょうか?

★加水分解:ウレタンゴムなどの水に弱い素材が水と化学反応を起こし分解してしまう現象のこと。

いっそカメラなどによく使われてるような防湿庫ような靴箱があればスニーカー保管に重宝するのでは?なんて事を思わなくもない。

家庭におけるカビ予防

≪スニーカーのカビ予防≫
・高温多湿を避けよう

・風通しの良き場所を選ぼう

・汚れは落とそう(放置していると雑菌の栄養源に)

・カビ対策としての天日干し/陰干し(※革靴に天日干しはお勧めしません。原材料が動物の皮膚ですので紫外線に弱いため、たまに時間を区切って日干しするくらいならばいいですが炎天下に放置していると悲惨です。天日干しについては別記)

軽く纏めると、

湿気対策や洗浄する事で菌等の繁殖を抑制する環境をつくる

or

洗浄や紫外線によって菌等を死滅させる

ということになりますね。

とは言っても部屋の間取りは限られているため、「避けれるか!選べるか!」というのが素直な感想かもしれません。

 

(湿気の多い日本の気候だと防ぎ切れないため防かびアイテムが流通しているようにも感じなくもない)

 

場所で無理ならアイテムを使えばいいのだよ!とシューズコレクター(主にスニーカー)に推奨された保管方法が、『密封袋&シリカゲル』です。

 

スニーカー保管「密封袋」+「シリカゲル」+「防カビ剤」

※あくまでスニーカー保管用ですので革靴に乾燥剤は不向きです、本革は動物の皮膚を加工した物なので艶出しや乳化性のクリームや脂分などを適量塗布してのメンテナンス等が必要。

(そう思うと湿気にも乾燥にも弱い革靴を綺麗に保てる人は几帳面と言われるのも分からなくもないですね)

それはさておき本題に戻すと、特に靴を長らく使わない場合や新品の保管の際に防カビ&防加水分解として重宝する「密封袋+乾燥剤+防カビ」。

その内、密封袋の代表として挙がるのが、

・「ジップロック」

 

「ジップロック」ではスニーカーのサイズによっては厳しい場合もあります。(食品用途のものが多いですからね)

「ジップロック イージージッパー 」でのサイズ:27.9×26.8cm

(今後も一律のサイズである保証をできるものではありませんので予めご了承下さい)

このサイズの袋だと足のサイズや靴の大きさによっては入らないスニーカーもあるかと思われます。

とはいえ、密封できる袋であれば問題ありません
(100均一や通販等にもジップ付き圧縮袋があります)

☆圧縮袋でスニーカー保管をしてみる:スニーカーの保管方法:圧縮袋+乾燥剤+カビ防止剤

どの密封袋を使うとしても密封が機能しているかなど定期的な確認が望ましいです。

密封する際、掃除機などで袋内の空気を吸い出す場合、吸引しすぎないようにしましょう。

既に布団や衣服を袋に入れて圧縮した経験者ならばご存知の事かと思われますがペッタンコになります。

布ですら圧縮によってシワがつくほどなのでスニーカーでは型崩れの要因になります

そのため、空気の抜き過ぎには御配慮下さい。

※更に型崩れ予防したい際には、「シューキーパー」を入れた状態で保管下さい。

 

乾燥剤とカビ防止剤


湿気対策+カビ対策としての「シリカゲル」(乾燥剤)と「カビ防止剤」はカメラの保管にも重宝しているので、カビ対策のお供といった感じでしょうか。

※シリカゲルは過熱しする事で再利用できたりもしますが、袋付きのままレンジなどで加熱しても湿気で袋がビショ濡れになるため、乾燥させるには袋から出す必要がありますが扱いに注意が必要。

※無論、食べれませんのでお子様のいる家庭等では特に重々注意して下さい。


また、防カビ剤については、

黄ばみ防止も視野に入れたいという場合であれば、『ミセスロイド-無香料タイプ』(防カビ効果/防ダニ効果/消臭効果/黄ばみ防止効果の4つの機能)も重宝するものに挙げられます。

 


特に、お気に入りのスニーカーや新品のままコレクトする場合には、カビ防止に加えて黄ばみ防止効果と防ダニ効果により痒い所に手が届く機能ではないでしょうか。(カビ・ダニだけに)

(余談にはなりますが、靴を買った際に入ってる紙は変色の原因となる事があるため外して保管する事が望ましいとされています。

また、近年需要が高まっているフリマ等でも防湿対策/変色対策をしているものは購入者の満足度が高まる傾向にあります。

特に貴重なスニーカーや高価なスニーカーには、「ジップロックしてますか?」「中の紙を取り除いて保管してますか?」などの質問がチラホラと見受けられたりもします。

それに加え、鑑定書付きやレシート付き+タグ付きである事が望ましいため、不要になったら出そうかなという場合には捨てずに取っておいた方がいいかもしれません。)

では、除菌も兼ねて白くする為に「塩素系漂白剤」を使用したお話へと繋げていきましょう。

塩素系漂白剤で色付きの物を洗ってはいけない!

※塩素系の漂白剤で色物を洗えば、剥げて当然です。

漂白剤にも「塩素系漂白剤」、「酸素系漂白剤」、「還元型漂白剤」などがあります。

特に塩素系は除菌力も漂白力も高いとされ、色素そのものを分解?破壊?する為、真っ白なモノにしか使用できないとされています。(色物は数秒で剥げます)

(色物や柄物の白い部分だけを綿棒や刷毛などを用いる事で注意しながら漂白する事はできても丸洗いはできません)

 

ただ、「酸素系漂白剤」であれば、

・粉末の酸素系漂白剤はウールや絹などの(動物繊維)には使えない

・水洗い可能なものに限る

・漂白剤の影響で腐食や劣化等の恐れがあるため、金属類を含まないものに限る

などの使用用途を遵守する事で色物でも洗えます。

※どのような漂白剤でも、お気に入りを洗う前に同等の繊維の別の物で試し洗いした方が望ましいかもしれません。

そう言うのも、大丈夫って聞いたのに、いざ洗ってみたら、

「剥げてる、、、!」というような事はしばしばある事だけに警告だけは綴っておきたいところなのです。

では、その剥げちゃった話へと繋げていきましょう。

冒頭写真のスニーカーのカビ?色素沈着?を塩素系漂白剤で洗ってみる

まずは、ビフォー&アフター

(大分、斑点が薄くなりました。それ以上に黒い汚れが真っ白に)

普段ならば靴用クリナーや洗濯用のもので洗うのですが、全体的にカビっぽいので自分の中ではキッチン界の美白王子に当たる「キッチンハイター」さんをブラシに塗ってゴム部分だけを洗浄。

※使用の際は、漂白剤を素手では触らず、ゴム手袋を使用た上で換気をしながら作業しましょう

 

せっせと、気を使って洗っていたつもりですが…

反対足の生地縁が数か所、剥げていらっしゃるではありませんか。

やはり、塩素系漂白剤は扱いが難しいです。(たとえ白いスニーカーであってもコーティングが溶ける恐れもあるため注意が必要)

この靴は、もうアラテン?アラワン?(10年近い)ため、十分頑張ってくれている方なのでゴム縁も生地からかなり剥がれてきていますが、

カビに埋もれるくらいならば、塩素漂白剤を使ってでも洗うという妥協ですので白くしたいからと真似はしないでください。決して、お勧めはしません。

(靴用クリナーや剥げない部類の洗濯用洗剤で十分白くなります)

(余談:アラサー、アラフォー、アラフィフと呼ぶのは分かるけれど、アラツ―、アラワンっておかしくない?”around two”だと2歳程度だよ?”around twenty”だとアラトゥかアラトゥエじゃないのかという素朴な疑問)

法則にこだわる必要も無く伝わるならば問題ないとは思いますが、そんな事はほっておいて、

スニーカーを洗った後はどうしますか?というお話に移りましょう。

≪洗った後、どう致しましょう?≫

①天日干し

②陰干し

③靴用乾燥機やドライヤーなどの暖房器具

靴の事を考えると、短時間で乾燥させとパリッと硬くなってしまう事もあったり、また長時間かかると菌が繁殖しやすく臭いの源になったりという事はまぁまぁあり得る事なので、臨機応変に、あるいは個々の好き不好きで判断してもらうのが最も納得いくかとは思われます。

ただ、カビと細菌の事だけを言えば、紫外線が殺菌が望める天日干しが効果的!

(湿気取りだけであれば、風の通りやすい場所での陰干し日干しの際に布の被せる事で日焼けを軽減させながら行うと良いかもしれません)

そこで気になる天日干しの時間は何時間なら良いのよ?というところは、

 

別記:スニーカーの干し方:日干しと陰干しと除菌

 

ー纒ー

 

ポイントを簡単にまとめると、

・保管の際のカビ予防には密封袋+乾燥剤+防カビ剤が重宝する

・塩素系漂白剤を色物に使ってはいけません

・除菌・除カビ・カビ予防には天日干しが有効的(ただし紫外線の当て過ぎのリスクもあるよ)

というお話でした。

別記:靴減り・靴底の減り予防(ソールの減り予防)

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