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スニーカーの干し方:日干しと陰干しと除菌

洗ったスニーカーを干そう。

But how?(でも、どうやって干すのがいいだろうか)という事について綴り綴り…

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靴の干し方:オーソドックスな4種

①スペースがある場合はカゴ(あるいは網)を置き、その上に乗せる

(カゴを置いて地面から離すのは、靴の下に水が溜まってしまうのを防ぐため)

無難な干し方でもあり、万能型とも言えるかもしれません。(短所:場所を取る)

また、靴の向きも自由に変えれる事もあり、乾かしやすく、裏返しにして水切りもしやすいため、スペースがある場合にはもってこいです。

そのスペースを空中へ!(※重宝するお干し方)

【ベランダなどの物干し竿が2本同等の高さで平行にある場合は、

上に粗めの金網などを乗せて洗濯バサミや紐で固定してから靴を乗せると良いです。

※特に風の吹き抜けやすいため地面の近くに置くよりも涼しげです。

他の洗濯物がない場合であれば、網を横に並べて6足~8足程度は置けるかと思われます(物干し竿の長さにもよる)、また網を増やし縦向けにする事で更に置くことも可能。

靴の向きによっては強風などで落ちてしまう事も無いとは言い切れないため、

「何が何でも落とすものか」という場合には靴紐(あるいは別の紐)を使用して靴を網に括りつけて固定しましょう。】

※金網はホームセンターや100均の大工コーナーや園芸コーナーなどに置いてあったりします。

(置いてなかったらゴメンナサイ)

②壁に斜めがけにする

下に水が溜まっていく重みや風などで知らぬ間に倒れていたりするため乾燥目的ではイマイチではありますが、お手軽なところが長所です。

③洗濯棒の両サイドに差し込む

幼い頃によくやりましたが無理やり差し込むと生地が伸びたり、踵の上がヨレてしまったりするため靴にとっては宜しいとは言い難い。

④靴干しハンガーを使う!

靴を表向きでも裏向きでも干すことができます。

いやはや、痒いところに手を届かせましたね!と感嘆至極です。

そう言うのも、お手製の物干しハンガー(作り方は後述)や靴を表向で干すと踵に水が溜まってしまいがちなのです。

しっかり拭いてから干すとそこまで気にする必要はないのですが、

拭かずにそのまま干すと重力に任せて水が踵の内側に溜まりに溜まり、

 

「チャプチャプ」なんて事もチラホラと。

 

裏返しで干せると水が溜まりにくいため有り難いポイントのように感じます。

※水切りをせずに干すと乾きが遅かったり、シミになりやすかったり、菌が繁殖しやすかったりという事もあり得るためしっかり水切りしてから干す事を推奨します。

 

上記全てを踏まえると、

乾かすだけならば、陰干しで裏返して干すとベター!

また、除菌除カビ目的ならば日干しにて表側or裏側を使い分けながら干すのがベター!

でしょうか。

一般的なハンガーを靴用ハンガーしてみる

既に実践されている方も多いかと思われる、W型ハンガー。

作り方は簡単。

何らタネも仕掛けもない針金ハンガーを、

【W】という字の下側の2点をそれぞれ支点にし、その支点を手で押さえながら1点目を「エイッ!」、2点目を「セイッ!」と曲げると出来上がります。

 

これ、ハンガーの中央が短ければ靴の裏側を棒に引っかければ裏返しで干せるかもしれない!

という浅はかな考えを実践してみところ…

 

 

お…

と思ったのも束の間、

 

 

無理に靴裏を棒に引っ掛けた事でハンガーの食い込み度が上がり、結果、生地にシワが!

これを長時間やると恐らく生地が伸びるとともに型崩れにもなる為、※真似しないで下さい。

補足までに浅知恵に手を染めずに自然な表向けで干すと、食い込まずヨレる事なく干せます。

 

靴を干す際のポイント

※靴を干す時は、両方はめてから干しましょう。(片側だけ乗せるとバランスが崩れて落ちたりします。)

※ハンガーが落ちにくいように、できれば二股の洗濯バサミを使おう。(風が吹いても落ちにくくなります)

では、最後に「日干しと陰干し」の除菌と、

除菌の為には何時間干せばいいの?

というお話を綴っていきましょう。

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日干しと陰干しと除菌と時間

年々、紫外線の影響が強くなっている気がしますね。

洗濯物が色褪せやすかったり、プラスチックハンガーがスカスカになってしまったり、体が日焼けで真っ赤に火傷してしまうほどの直射日光には危険性すら感じてしまいますが、

それは、熱や紫外線に弱めな菌類には天敵なのかもしれませんね。

(紫外線に強い菌もいるので一概には言えませんね。菌類全てが紫外線に激弱であるのなら菌が野外で空気感染する事は稀なはずである。)

さて、洗濯のお干し様による除菌と時間の参考として、

≪日干しグラフ 黄色ブドウ球菌の推移≫

[出典:株式会社エフシージー総合研究所『比べる×調べる』(41)天日干しの殺菌効果]

上記に引用させていただいたのは、天日干しと日陰干しにおける『黄色ブドウ球菌』での除菌効果です。

その前に「黄色ブドウ球菌について」の余談を少々(あるいは長々)。

『黄色ブドウ球菌』は人にも一時的感染6割、常に保有している人で3割程度と言われている常在菌でもあります。鼻腔、皮膚、消化器官等に生息できるため、身近な菌と言えるでしょうか。

時折、黄色ブドウ球菌の増殖した料理を食べて感染し激しい嘔吐と伴ったなどのニュースはチラホラ見受けられます。

また、傷口のある人や接触感染などにも注意喚起されていることもしばしばである。

その潜伏期間は短く平均3時間程度(早ければ1時間弱)と早いですが、重症化しない限り発病から1~2日で自然治癒によって回復するとされています。

[菌の死滅や毒素を排出するため発熱・嘔吐・下痢など脱水しやすくあるため水分補給が必要]

また、黄色ブドウ球菌や黄色ブドウ球菌の1種であるMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)は日和見菌の代表格でもあります。(MRSA:抗生物質に耐性のついた黄色ブドウ球菌のこと)

日和見感染:健康体においては発病しにくいとされる日和見菌に感染している状態<結核菌、黄色ブドウ球菌(MRSA含む)、カンジタ真菌など>、免疫力が低下していると増殖したり症状が出てきたりするとされています。

という余談はここまでにして本題に戻りますと、

黄色ブドウ球菌が概ね1時間!の日干しで略略(ほぼほぼ)の除菌ができている模様ですね!

そうすると布団や座布団などは裏返して計2時間目安といったところでしょうか。

 

天日干しはカビにも有効です。靴、バッグなどの革製品や布団といったカビが生えやすい物は週に1回程度、天日干しをすることでカビの発生を予防することができます。

[出典:株式会社エフシージー総合研究所『比べる×調べる』(41)天日干しの殺菌効果]

 

結論としては、殺菌目的であれば陰干しより圧倒的に日干しという事ですね。

それだけ紫外線が強いという事も認識しておきたいところです。

そのため過乾燥・色褪せ・日焼けによる変色・等には要注意である。

纏めると、干し方も使い分けましょうという事ですね。

★スニーカーを洗った際に乾かしたい場合や湿気を逃がすくらいであれば陰干し、

しっかり除菌等したい時は日干しと使い分けてみると良いかもしれませんね。

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