さてさて、湿気に弱く儚いスニーカー
もとい湿気から守りながら履かないスニーカーを保管していきましょうよ!
というお話を綴り綴り…
靴”スニーカー”を保管する:圧縮袋+乾燥剤+カビ防止剤
必要な物
(手持ちの靴が入るサイズ)
(できれば繰り返し使えるもの)
(あるいは『ミセスロイド』などの防カビ効果等のあるもの)
(空気抜きに使用)
⑤お茶っ葉袋
(乾燥剤再利用の際に使用:100均にて数十枚〜百枚セットの品等が置いていたりまします、置いてなかったら申し訳ありません)
加水分解やカビりました話は:靴のカビ予防とカビ防止:スニーカーのカビを洗浄・また日干しっていいの?
にて触れましたので、今回は収納の過程をゆるい気分で綴り綴り。
さて、暫く履きそうにない靴を洗浄して天日干しをして乾かしたため保管していきましょうかね。
と思い立ち、以前購入しておいた乾燥剤『シリカゲル』を見つけてみると…
はい、全滅!です。湿気が入り込んでしまったようですね。
(青玉がピンク玉になると湿気パンパンですよ〜のサインです)
例えようとしてみましたが、「湿気取りが湿気にやられるというのは、ミイラ取りがミイラ」ではないですね。
いやはや、思いつきで綴ろうとしてみたものの湿気取りは湿気にやられる前提ですから全然違います。
さて、気を取り直して「全滅」という衝撃を目の当たりに!(前見た時は青々としていらっしゃったのに)
☞②コンテニュー”続行”しますか?
無論、コンテニュー致します。
購入した製品にはパッケージにしっかりと記載されていたのです”繰り返し使えます”と。
蘇生おいて、ゲームのように呪文詠唱や神父様はいらないのです。
レンジでチンの簡単蘇生なのです。
平たく述べると、加熱による除湿により復活します。
(使用済の靴に使用した乾燥剤の場合は、食品を扱うレンジには不衛生さを感じるため使わなくなったフライパンにてサッと炒めて除湿するか、食品を扱わない用のレンジを設けてチンするか、使い捨てにするかを推奨したいところです)
そのままレンジでチンすると包紙に水滴が溜まりやすく早々に湿気を吸ってしまうためリバウンドしやすいです。(困)
そこで袋から出し、オチョコのような小さい陶器?に移してからレンジにかけます。
※無論、食べれませんし飲めません!お子様がいる家庭の場合は特に注意しましょう。
(左が過熱前、右が加熱後)
青くなったら「復活しましたよ〜、湿気吸えますよ〜」というサインです。
ここで役立つのが、千利休がご存命ならば茶柱を立てたであろう茶葉を入れるための袋こと『お茶っ葉袋』!
(※特に袋の口に”返し”がついているタイプが重宝します、乾燥剤が溢れにくくて良いです)
例えは意味不明ですが兎に角便利なのよ?凄いのよ?茶葉を入れる以外にも活躍できる程に素晴らしいのよ?という必死さが伝われば幸いです。
(左:乾燥剤を入れる前/右:入れた後の茶葉袋)
密封袋に入れていこう
後は密封袋に、
・靴
・乾燥剤
・カビ防止剤
を「ポポイッ」と入れて密封すれば完成なのですが、
【縦50×横35cmのサイズの圧縮袋に入れてみた乾燥もとい感想】
このサイズは、1足丸々収まりますが、
※ハイカットシューズを除く、通常のスニーカー
25〜27インチの靴では横幅35cmの袋に横向きでは入れれませんでした。
(無理すれば入れれるかもしれませんが袋が痛んでしまっては意味がないため)
ですので、縦向きに入れました。その縦向きならばスッポリ収まった上に縦幅が15cm程度余っていますので若干大きかったかな?という感想です。
※一足で収納するか、片足ずつ収納するかによっても異なりますが個々にあった袋のサイズを選んで下さい。
と、感想は述べ終えて、
「ポポイッ」と入れていきましょう。
※袋に入れていく際、乾燥剤などをベタベタせず剥がしやすい「メンディングテープ」や「養生テープ」などで内側に貼り付けておくと、
・乾燥剤をこぼれにくくする
・乾燥剤や防カビ剤が生地に密着し過ぎると変色するという噂も無くはないため密着を防ぎたい
という場合には良いかもしれません。
(テープで乾燥剤等を貼り付けつつ)
いざ、掃除機で空気抜きをして密封へ。
「ブォオオオオオオオオ…」っとな。
※掃除機を差し込む以外は先に閉めて置くと空気が戻りにくいです。
★空気を掃除機で吸い込み過ぎると、
袋がシワで痛み劣化しやすくなったり、
靴が圧縮されて型崩れしたりするため、
抜き過ぎ注意。
※型崩れを更に防ぎたい場合は「シューキーパー」等をご利用下さい。
※定期的点検のために湿度を見えるようにしておきたいという方は「小型の湿度計」を密封袋の中に一緒に入れておくのも良いかもしれません。
そして、出来上がり!
本来、購入時の箱は通気性があまりよくないと言われていますが、密封しているため箱に入れています。
収納後は、
定期的に開封して風通しの良い場所で陰干し等、乾燥剤を復活させてから一緒に密封するというサイクルになります。
以上、スニーカーの保管方法:圧縮袋+乾燥剤+カビ防止剤でした。
今回のMVPである「茶葉袋」は防虫剤入れとしても大活躍!:引き出し用防虫剤をクローゼットに使う