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FedExの輸入税の特別取扱手数料を0円に節約する3つの方法

FedExのカスタマーサポートによると、貨物を輸入したときの請求書の手数料1000円を0円にできるとのことです。

この記事では、国際宅配便業者(クーリエ)のFedExによって貨物が海外から日本国内へ輸入される際に生じる関税および消費税等に関する立て替え手数料がかからない方法をまとめています。

※FedEx Express=読み方:フェデックス・エクスプレス(旧:フェデラルエクスプレス)

節約した分を次回の足しにしたりできるね♪

※下記は、投稿時点の内容のため今後変更となる可能性があります。その都度、気になることがございましたらFedExのカスタマーサービス・サポートセンターへご確認ください

余談:FedEx経由の海外グレーディングサービスの返却時(輸入時)の特別取扱手数料も節約できます

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FedEx:輸入税の請求書&立替金精算書

FedEx:請求書&立替金精算書

海外の出荷者がFedExで貨物を日本へ発送した場合に、FedExでは通関時の輸入税が立て替えられます。

FedExの請求書&立替金精算書(関税および消費税等+特別取扱手数料の請求書)が自宅に届くのは、荷物が届いてから更に約2週間後です

※発送時に輸入者のFedExアカウント番号指定している場合または顧客番号振替サービスを利用している場合は電子請求書になるため紙の請求書は届きません

関税およびその他の税については、この請求書に記載されてる額を支払う必要がありますが、特別取扱手数料(立替手数料)については事前に準備をしておくと節約することができます

請求書の注意点
  • 輸入者のFedExアカウントと紐付けられていない請求書(顧客番号:No Account)には「特別取扱手数料」が含まれています

    ✔︎特別取扱手数料の負担をなくすには、クレジットカード払い(または一部デビットカード)の登録を済ませている自分のFedExアカウントに請求先を紐付ける必要があります
  • 紙の請求書に記載されている通常の支払い方法は、コンビニ振込み/銀行振込み/PayPayアプリ支払い等のバーコード読み取り/フェデックスオンラインペイメントポータルのQR2次元コード読み取り など

    ※紙の請求書から支払うと特別取扱手数料がかかります

    ✔︎手数料を節約する3つの方法は下記参照

FedExの特別取扱手数料とは何のこと?

FedExが、輸入品の通関時に輸入者の代わりに関税やその他の税を事前に立て替えた際に請求する手数料のことです。

FedExの特別取扱手数料の価格


フェデックスは、通関時に事前にお客様に代わって税金を支払います。フェデックスではお客様に代わって関税その他税金を立て替えた場合、1000円または関税その他税金の2%のいずれか大きい方の金額を手数料としてお客様に請求します。

法人のお客様に限り、フェデックスで立替えをせず直接税関へ納税する方法もございますので、ご希望の場合はカスタマーサービスへご相談ください。

引用元:FedEx:特別取扱手数料とは何ですか?

関税および消費税と特別取扱手数料

※関税およびその他の税(消費税や地方消費税等)=輸入品に課せられる税←これは免税範囲を超えると請求されます

✔︎免税対象の貨物かつ課税価格が免税の範囲に収まる場合は、関税および消費税等の請求はありません

▶︎税関:課税価格の合計額が1万円以下の物品の免税適用について(カスタムスアンサー)

※特別取扱手数料(関税およびその他の税の立て替え手数料)=FedExで設けられている事務手数料←この記事ではこの部分を節約する方法をまとめています

この特別取扱手数料の負担がなくなる方法があるんだね▼

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特別取扱手数料が0円⁉︎負担が無くなる3つの方法

FedExの特別取扱手数料が負担がかからない3つのパターン
  • ⑴発送者が輸入者のFedExアカウント番号を指定して荷物を発送した場合
  • ⑵発送者によって輸入者のFedExアカウント番号の指定なしで発送された後、問い合わせから期間内に「請求先変更手続き」をした場合
  • ⑶事前に「輸入関税・消費税の顧客番号振替サービス」に登録を済ませた場合
  • ※⑴〜⑶のいずれの場合も事前にFedExの新規アカウント登録(無料)を済ませておく必要があります

    ※「法人アカウント」と「個人アカウント」があります。
    個人利用の場合は、個人アカウントの開設になります。

    ※個人アカウントでも「請求先変更」や「顧客番号振替サービス」を利用できます
  • 【重要】上記加えて⑴〜⑶のいずれの場合も、フェデックス・リビング・オンラインの支払い方法の設定を「クレジットカード払い」で登録している必要があります

    ✔︎事前にFedExのアカウント設定からクレジットカードおよび国際ブランド付きの一部デビットカード」の登録を済ませておきましょう

    ※デビットカードの場合は、口座の残高に余裕をみておきましょう

FedExに登録できるクレジットカードの国際ブランド

登録可能な国際カードブランド
  • VISA
  • Mastercard
  • JCB
  • American Express(AMEX)

上記⑴〜⑶のいずれかに当てはまるかつカード払いの場合に特別取扱手数料がかからないのね♠︎

次は、上記の⑴〜⑶の項目ごとの特徴とやり方をまとめていきます▼

※⑵・⑶の方法の方が簡単です

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⑴発送者が「輸入者のFedExアカウント番号の指定あり」で荷物を発送した場合

発送者(例:海外通販サイトの販売者)が海外から日本へ貨物をFedExで発送する際に、発送手続きの段階でクレジットカード払いを登録済みの輸入者のFedExアカウント番号を税金の請求先として指定している場合」は、貨物の輸入者情報と輸入者のFedExアカウント情報の一致によって登録しているカードからお支払いとなります。

※個人アカウントおよび法人アカウント番号共にクレジットカード払いのアカウント番号宛てに輸入税金が請求される場合には、特別取扱手数料はかかりません

請求書は、フェデックス・ビリング・オンラインより電子版請求書が発行されます。紙の請求書は発行されません。

ただし、海外サービスによっては、FedExの発送方法を選べない場合や自分のFedExアカウント番号を指定できない場合もあります

注意点
  • FedExには一部補償はありますが、運送保険の提供は行われていないため出荷者が独自に運送保険(任意保険)に加入していることがあります

    ※出荷者の独自保険の内容によっては、出荷者の配送アカウントで発送されたもののみが保険適用の対象として扱われ、輸入者の配送アカウントを使用すると対象外になることがあるので要注意

    その場合は、輸入者自身が独自に保険をかけるか、またはFedExの発送内容に基づく補償の範囲となります

    トラブル回避のため、事前に各海外サイト(出荷予定者)の発送方法の種類、運送保険や補償の有無の確認を推奨します。
  • FedExでは、紛失・盗難・破損に備えて運送申告価額で指定した額が補償されますが、梱包・発送の種類や内容品ごとに補償上限が設けられています

    ▶︎FedEx:梱包材の種類

    ※総運送申告価額が未記入だった場合は100ドルが補償上限

▼FedEx:総運送申告価額と損害賠償補償の限度額

総運送申告価額は、出荷者が任意で設定する内容品の補償額です(内容品や発送の種類で補償上限あり)。申告すると別途で従価料金がかかります

税関申告価額は、出荷者が必ず申告しなければならない内容品の価格のこと

✔︎FedEx:貨物の総運送申告価格・税関の総申告価格&損害賠償限度額について(例)

フェデックスの損害賠償責任は、以下の価額を限度とします。

フェデックス・エンベロープおよびフェデックス・パックの場合 *1:US$100

フェデックス・インターナショナル・プライオリティ (IP)、 フェデックス・インターナショナル・プライオリティ・エクスプレス (IPE) およびフェデックス・インターナショナル・エコノミー (IE) の場合: US$50,000 *2

フェデックス・インターナショナル・プライオリティ・フレイト (IPF) およびフェデックス・インターナショナルエコノミー・フレイト (IEF) の場合:US$100,000 *2

貴金属、アンティーク、 芸術・美術品、 ガラス製品、 毛皮、収集品などのいわゆる特殊な価値を有する物品 (特別価額品)を含む貨物の場合 US$1,000または1キログラムあたりUS$20のいずれか大きい価額

*1 「貨物の総運送申告価額」 はUS$100または1ポンド当たり9.07 米ドルのいずれか大きい金額までです。 また 「税関への総申告価額」 がUS$500を超える品目をフェデックス・エンベロープまたはフェデックスパックで発送することはできません。

*2 仕向地によっては、申告価額の上限が、 より低く設定されている場合があります。

引用元:フェデックスの損害賠償限度額について(pdf)

※サービス内容は更新されるため、最新の情報は必ずカスタマーサービスから得てください

余談:海外のグレーディングサービスでは独自の運送保険に加入されていることが多いです。保険付きの返送方法を選択しているとFedExの損害賠償限度額以上をカバーできます。

※コレクショングッズなどの収集品は、特定価額品に含まれます

⑴のアカウント指定は利用できる条件が限られているため、⑵・⑶の方法が手軽です↓

⑵FedExアカウント番号指定のない発送を請求先変更する場合

輸入者のFedExのアカウント番号を指定してない状態で海外の発送者からFedEx経由で荷物を発送された場合は、紙の請求書が自宅に届きます

その請求をFedExのホームページのお問合せフォームから輸入税の請求先の変更を申請をすると特別取扱手数料の負担がなくなります。

※事前に「⑶の輸入関税・消費税の顧客番号振替サービスの登録」を済ませている場合を除く

請求先の変更を行うと、既に開設している輸入者(自分)のアカウント番号に登録しているクレジットカードまたは一部のデビットカードからFedExの特別取扱手数料を除いた関税およびその他税が引き落とされます。

輸入税の請求先変更の問い合わせ手順

【操作の順序】
FedEx公式サイトを開く→メニュー(≡)→サポート→カスタマーサポート→サポートページへ→カスタマーサービスから輸入税の請求先変更を依頼する

※請求先変更の問い合わせは、各発送ごとに申請が必要になります

✔︎FedEx:カスタマーサポートに電話する

✔︎FedEx:カスタマーサービスにEメールを送信する

問い合わせに必要なもの
  • 荷物が発送された段階で請求書が届いていない場合▶︎荷物の運送状番号(別名:追跡番号/送り状番号)新しいご請求先アカウント番号(輸入者のFedExアカウント番号)を伝える
  • 配達員から荷物を受け取った後で請求書が自宅に届いている場合▶︎請求書番号輸入者のアカウント番号を伝える
  • 輸入者(自分)のFedExのアカウント番号は、公式サイトのアカウント設定に記載されている9桁の番号になります

事前にクレカ払いの登録を済ませて追跡番号、請求書番号、自分のFedExアカウント番号を確認♠︎

✔︎輸入税の請求先の変更依頼のお問い合わせは、メールと電話どちらでも可能です

輸入税の請求先変更申請の期限はいつまで?

FedEx:請求先変更申請の期限
  • 請求先の変更は、出荷人(発送者)が貨物を発送した後〜輸入者に請求書が到着した後も可能です。

    受付期限は、最大で請求書発行から365日以内ですが、請求書発行から90日を経過すると請求先変更に別途で承諾書の提出が必要になります

    ※請求書発行から365日を経過した場合はご請求先変更できません

90日を過ぎると別途書面が必要だから、なるべく早めに連絡した方が良さそうだね

最後は、その都度問い合わせる必要がない振替サービスの利用方法へ▼

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⑶「輸入関税・消費税の顧客番号振替サービス」に登録した場合

FedExの輸入関税・消費税の顧客番号振替サービスに登録すると、「発送された貨物の輸入者の氏名・住所」と「輸入者のクレジットカード払い登録済のFedExアカウントの氏名・住所」が一致する場合に自動振替されてカード払いとなります。

この場合も特別取扱手数料はかかりません

また請求書は、フェデックス・ビリング・オンラインより電子版請求書が発行されます。※紙の請求書なし

顧客番号振替サービスのメリットとデメリット

顧客振替サービス
メリット&デメリット
  • メリット
    ・⑵の請求先変更の依頼では輸入毎に問い合わせする必要があるが、⑶の顧客振替サービスでは自動処理されるため負担が少ない

    ※特にFedEx経由の輸入頻度が高い人が利用しやすいサービスです

    ※投稿時点では登録費用年会費なし
  • デメリット
    ・支払うタイミングは、「⑵の請求先変更依頼」の方が融通が効く

    ※振替サービスを解除したい場合は問い合わせが必要

    ※今後、サービス内容の変更があるかもしれない

顧客番号振替サービスの登録のやり方

※FedExアカウントの開設と支払い方法をクレジットカード払いの設定を済ませた状態で顧客番号振替サービスの登録申請をします。

振替サービスの登録手順
  • ステップ①:FedExのお問い合わせから「輸入税の顧客番号振替サービス」を利用したい旨を伝える
  • ステップ②:FedExのカスタマーサポートから登録用のPDFファイルが添付されたメールが届く
  • ステップ③:PDFファイルを編集できるアプリやソフトで登録情報を入力して保存する

    Adobe Acrobat Reader(無料版)などで編集できます。スマートフォン版(iPhone・Android)およびパソコン版もある【関連記事参照】

    ※記載例や注意事項も添付されているので目を通しておく
  • ステップ④:登録情報の入力を済ませたPDFファイルを②のFedExサポートのメールに添付して返信する(申し込み完了)

    ※PDFファイルで送信するため印刷不要(提出内容のド忘れに備えてお客様控えとして印刷しておいてもいいかもしれません)
Adobe Acrobat Reader:PDFの作成と管理

Adobe Acrobat Reader:PDFの作成と管理

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顧客振替サービス登録用紙の記載例

(記載例)FedEx:輸入関税・消費税の顧客番号振替サービス登録用の申込書(※必ず最新のPDFファイルをFedExサポートセンターから入手してください)

申込書の入力する項目
  • 申込書作成の年月日
  • 顧客番号:クレジットカード払いを登録している自分のFedExのアカウント番号
  • 輸入者名(自分の氏名):和名(日本語名)と英語名のそれぞれ入力する
  • 輸入者住所と連絡先住所の入力言語は、日本在住者は日本語のみで大丈夫です

    輸入者の住所が英語表記・日本語表記のどちらであっても同一住所であれば適用されるとのことです

    電話番号は、国番号なしの通常番号でOK!
  • 申込確認事項:注意事項に同意の上で希望するを選択する
  • 個人アカウントの場合は、法人欄は記入せずに空欄

    ※法人アカウントの場合は、要記入

以上、FedExの輸入税の特別取扱手数料を節約する⑴〜⑶のやり方でした♣︎

ポイント
  • ⑴〜⑶いずれの場合であっても、貨物が発送される前からFedExのアカウント開設している必要がある

    【重要】貨物発送された後でFedExのアカウントを開設しても請求先変更の依頼や顧客振替サービス登録は適用できない!
  • ⑴〜⑶いずれの場合であってもクレジットカード(または一部デビットカード)支払いの登録が必須
  • 【⑴の輸入者のFedExアカウント番号の指定】は、出荷者のサービスで指定できる場合のみ利用できる
  • 【⑵の請求先変更の依頼】は、期限までにメールまたは電話で問い合わせるだけなので手軽!
  • 【⑶顧客番号振替サービス】は、事前に電子申込書(PDF)を提出して登録する必要があるが、登録後は自動振替で楽チン♪

自分に合った方法をお選びください♠︎

ぎゅっとまとめると、❶事前にアカウント開設→❷クレカ払い登録→❸輸入税の請求書が届いたら「その都度、請求先変更を依頼する」または「事前に顧客番号振替サービスに登録しておく」

要点まとめると6行⁉︎

Reference and Quote
(参考・引用元)
  • FedEx公式サイト▶︎https://www.fedex.com
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