スマホを片手に、相手の声を聴きながらいつの間にか眠りにつく「寝落ち通話」。
癒やしの時間になる一方で、パケット通信料の心配や、相手が寝たあとのスマートな対応など、意外と悩ましいポイントもありますよね。
この記事では、寝落ち通話をする理由やメリット・デメリットをはじめ、相手が寝落ちしたときの対処法、年齢とともに変化する傾向までを整理してみました。
寝落ち通話とは何?
「寝落ち(ねおち)」は、ねむりに落ちるという意味です。
そして、『寝落ち通話』とは「寝つくまで通話してどちらかが寝たら通話を切る」、または「眠っている間も継続する通話」を指します。
通常、通話料金の負担を減らすため、通話し放題プランに加入している携帯電話や通話料無料アプリ(LINE/Skype/カカオトーク/Discordなど)を利用することが多いでしょうか。
特に10〜20代の利用者が多いとされ、約4割が寝落ち通話の経験者となっています。
・出典:SheepDog – 質問【10代・20代で恋人・パートナーがいる方対象】パートナーとの寝落ち通話の経験と頻度は?
モバイル通信で寝落ち通話するときは「パケット通信料」に要注意
▼データ通信料の注意点
・無料通話アプリの通話料金は無料ですが、モバイル通信で利用する場合はパケット通信料がかかります。
そのため、パケット通信し放題(パケ放題)を使用していない場合は、通信制限がかかったり、契約している通信量を超えるとパケット通信料が加算され、携帯代の請求額が高くなる場合があります。
また、ビデオ通話(約300〜500MB/1時間)は、音声通話(約20〜40MB/1時間)の10〜15倍のモバイル通信量がかかります。※各通話アプリによって異なるため目安です
・Wi-Fi通信の場合は、パケット通信料はかかりません
寝落ち通話をする理由とメリット
▼寝落ち通話にも使える!時間指定で通話を切断する方法
⑴好きな人の声や寝息を聞きたい
好きな相手(カップル・パートナー)の声や寝息を聞くと「落ち着く」「癒される」「明日への励みになる」などの理由から寝付くまで一緒に過ごす時間が、かけがえのないコミュニケーションになっています。
⑵誰かを近くに感じないと不安で寝付けない
電話越しにパートナーや仲の良い友達の生活音であったり、相手の寝息があることで安心して寝付きやすい場合があります。
真っ暗な部屋が苦手な人がいるように、人の気配がない状態が苦手だったり、不安を感じやすい性格気質の方もおられます。
⑶寂しさを紛らわしたい/遠距離恋愛で会えない
一人暮らしの夜や、恋人と遠距離恋愛中でなかなか会えないときなど、部屋の静けさが寂しさを強調してしまうことがあります。
そんなときに、電話を繋ぎっぱなしにすることで「誰かと一緒にいる安心感」を得ることができるため、遠く離れていても相手の気配を感じて孤独感が和らぎ、リラックスして眠りにつくことができます。
⑷イケボや可愛い声を聞きたい
声フェチの方にとって、カッコイイ声や可愛い声は、最高の癒やしになります。
自分の好みにドストライクな声を耳元で感じながら眠りにつくことで、心地いい安心感に包まれてスムーズに安眠へと導かれるのだとか。
一日の終わりに好みの声を聞く時間が、何よりも贅沢なリラックスタイムになっているのです。

イケボには程遠い⚡︎

自分の声が嫌いでも、相手にとっては好みということも珍しくない☆
体験談|声が小さくて鼻声でも、落ち着くと感じてくれる他者の感性が励みになったことがあります。
⑸話すことが好き
今日あったことや最近起きた出来事を誰かに聞いてほしいときや、共感を得たいときもあります。
お互いがリラックスして会話を楽しむためには、相手との相性やスタンスがとても重要になってきます。相槌をくれたり、楽しそうに聞いてくれたりする人と話す時間は非常に満たされるものです。
その一方で、寝落ち通話という性質上、聞き手が途中で眠ってしまうことは起きます。
もし「相手が寝落ちしてしまい、最後まで話を聞いてくれていないこと」に対して機嫌を損ねてしまう自覚のある場合は、お互いがストレスを感じないためにも、会ったときや遅くない時間帯に話すのが向いています。
⑹悩みごとや愚痴を発散したい
悩み事や愚痴を聞いてもらうと、すっきりと気分が切り替わり、寝付きやすくなることがあります。
ストレスや悩み事が溜まっていると脳が覚醒し、どうしても寝付きにくくなってしまうものです。
自分の内にある感情を言葉にして外へ吐き出すことで、気持ちを発散できる効果が期待できます。話し相手が見つからない場合は、日記やメモなどに書いて発散することも可能です。
ただし、重い話をしすぎると聞き手にも負担やストレスがかかってしまうため、相手への配慮も忘れないことが大切です。
また、感情を受け止めてもらうだけでなく、冷静な相手からの客観的な助言が、問題解決の糸口や気持ちの整理に役立つこともあります。
⑺話を聞いていると眠れる
他愛もない話を聞いていると、ラジオのように緊張を解きほぐし、心地よい眠りに誘われます。
しかし、「何か話して」と無茶ぶりするのは禁物です。
「何でもいい」という条件ほど話し手には大きなプレッシャーになり、頭が真っ白になってしまいます。
その要求が重なると「楽しませなければならない」という負担感や義務感への疲弊から、些細なすれ違いや喧嘩に発展することもあります。
心地よい時間を守るには、相手に負担をかけすぎない思いやりが大切です。
⑻良い人を演じてしまう
話の聞き役として寝落ち通話に付き合っていると相手からの評価が上がったり、稀に恋仲に発展することもあります。
しかし、相手からの評価を得るために自分が眠いのに無理して話を合わせたり、相手が寝付くまで夜更かしを続けていると聞き手がストレスを許容できなくなってくるので注意が必要です。
寝落ち通話は危険⁉︎デメリットもある
例えば、動画配信やYouTube動画などを付けっぱなしで寝た翌朝に「疲労感を伴う」「体調が優れない」体質の人は、長時間の寝落ち通話を避けておきましょう。
寝る直前まで情報を得ると脳の負担が増えたり、Wi-FiやBluetooth、スマホ本体から発せられる微弱な電磁波・静電気、照明(ブルーライト等)に対して「頭が重くなる」「熟睡できない」「疲れる」など、心身に影響を感じる体質も珍しくありません。

睡眠も体質の差が大きいので無理は禁物です☆

朝までコースより途中で切るスタイルの方が体には優しいね
相手が寝落ちしたら途中で切っていいの?
通話する前の段階で、メッセージや通話開始時に「寝落ちしたら切ってもいい?」を決めておきましょう。
初めから伝えておくと、切断音などによって目を覚ました相手から再び電話がかかってきて「なんで切ったの?」と揉めることを避けられます。
寝落ちしているかの判断基準は?
相手が寝落ちしているかの判断基準は、以下のものが挙げられます。

白雪姫?
通話を終える時に声かけは不要?
通常の通話では、通話を終える時に「おやすみ」や「また明日ね」など、挨拶をするのが一般的です。
一方、寝落ち通話では、寝ることを前提にしている通話なので寝付いた相手を起こさないためにも声かけは不要です。
「どちらかが寝付いたら通話を切る」と事前に決めている場合は、寝付くのが遅かった方が何も言わずに通話終了ボタンを押して通話を終えましょう。
事前に決めていなかった場合は、起こさないように翌朝以降にメッセージをしておきましょう。
入眠直後は眠りが浅いため、通話の切断音で目が覚めやすいです。
寝息が大きくなり始めたり、いびきが聞こえてから切る方が相手を起こしにくいですが自分の睡眠時間を削り過ぎないように注意が必要です。
【寝る専】寝息通話って何!?
雑談をせずに入眠に特化した通話です。
事前に条件を打ち合わせておきましょう。
・初めから会話なしで入眠する
・どちらかがおやすみの挨拶をした後は会話なし
寝落ち通話のパートナーが長続きしない理由&年齢による変化
交際していたり、単身赴任の夫婦間であれば寝落ち通話を長期間続けている方も居られますが、環境や価値観が異なると初めは我慢できたものが長期的には許容できなくなりやすいです。
飽き、仕事、結婚・家庭などの理由から双方の都合が合わなくなると疎遠になります。
寝落ち通話の頻度は10〜20代前半が多い
寝落ち通話はいつでも誰とでもできるわけではなく、お互いに時間の融通が利きやすい環境でないと成立しにくい特徴があります。
実際に、寝落ち通話の頻度や利用率が特に高いとされているのは10代〜20代前半の若い世代です。
学生の場合は比較的スケジュールの自由度が高かったり、生活環境がマッチしやすい背景があります。
一方で、社会人や既婚者になると仕事の忙しさや生活リズムのすれ違いが生じやすいため、「毎日時間を合わせて通話する」ということ自体のハードルが上がります。
30代以降の睡眠|寝落ち通話よりも1人で寝たい⁉︎
夫婦やパートナー以外の場合でも寝落ち募集サイトを検索すると、30代以降の利用者もヒットすることから需要があることが伺えます。
ただし、30代以降になると20代よりも「1人で寝たい人」と感じる人の割合が高くなっています。
30代では「一人で寝たい」(35%)が最多で、次に「家族全員同じ部屋で寝たい」(20%)となりました。
ちなみに、「一人で寝たい」の回答率は40代で42%、50代で50%、60代で57%と年代が上がるにつれて増える結果に。
一方で、「パートナーと一緒に寝たい」の回答率は20代で22%、30代で19%、40代で18%まで減りますが、50代と60代ではともに25%と上昇しました。
出典:Daiwa House 年齢を重ねると「一人で寝たい派」が増加。就寝環境の悩み、最も多いのは…

いびきの音や夜間にテレビを付ける付けないで部屋を分ける夫婦やカップルが多いような
パートナーや家族と離れて1人で寝たい理由
付き合ってない相手との寝落ち友達関係が終わる理由
夫婦やカップルに比べて、友人関係やその場限りの通話募集相手との寝落ち関係は、以下のように続きにくい傾向があります。
▼寝落ち友達関係が終わった理由
- プライベートな境界線の曖昧さ
- 自分と相手のプライベートな境界が溶けて居心地が悪くなった
- 生活リズムや睡眠スタイルの違いが積み重なるストレス
- 早寝派と夜更かし派で合わせ続けてきたけど、限界を迎えました
- 断りづらさの義務感で息苦しい
- 「また今日も」という連日のプレッシャーで、寝る前が楽しみからストレスに変わってしまった
- ネタ切れで話すことが無いマンネリ化
- 最初は楽しかった会話も慣れてくると話すことがなくなった
- スマホのバッテリーの消耗が早い
- 深夜の長時間通話でバッテリーが死んだ
- 依存関係に危機感を覚えた
- 相手がいないと眠れない状態が癖になってしまうと、相手に弱みを握られたようで怖い
- 感覚過敏で他者といる時間が長いと体調を崩す
- 相手のいびき・咳・テレビの音・ペットの鳴き声が辛い
- 相手は気持ちよさそうにイビキをかいてたけど、うるさくて寝れなかった
- スマホの照明が眩しい
- ライフスタイルの変化
- 仕事が忙しくなった
- 新しい趣味を見つけた
- 恋人や結婚相手ができた
- 関係性の変化
- 相手との距離感が難しいと感じるようになった
- 睡眠の質と健康志向
- 寝落ちしても眠りが浅く、疲れが取れにくい。自分には合わなかった。
- 家族・同居人への気まずさ
- 「また電話してるの?」と親から怒られた
- 誰と電話してたのと干渉される
- 兄弟に通話を聞かれると恥ずかしい
- 恋人とモメた
- 相手が、寝落ち通話を恋人に黙ってたらしくて喧嘩に巻き込まれた
- 相手の許容し過ぎた負担と不公平
- いつも話を聞く側。寝るタイミングも相手に合わせきたけど気疲れしちゃった

家族でも習慣や癖でモメるくらいだから、生活習慣が全く違うと尚更ね

年齢とともに縁遠くなるものだから、無理なく楽しいうちが華かもしれない☆

みんなお爺ちゃん、お婆ちゃんになっても元気にいてほしい♣︎

老年期に仲睦まじい関係って素敵だね
寝落ち通話の負担を和らげる考え方
寝落ち通話も、無理して引き受けると積もり積もって合わせきれなくなってきます。
断るのが苦手だったり、親切心から無理してしまうこともあり得ることですが、他者に親切にするように、自分自身にも親切であってください。
寝落ち通話を断って離れていく人は、相手の都合と合わなかっただけです。無理しても続かないものなので気に病む必要もありません。
自然消滅や喧嘩別れをした時に、時間や通話料金を費やしたことを後悔しないように、自分が許容できる範囲に留めておきたいですね。
また、寝落ち相手とのトラブルを避けるためにも、事前に話し合ってお互いの寝落ちルールをすり合わせて、有意義な時間を築きましょう。
▼事前のルールの決め方





























